不動産担保融資と土地の広さ(手頃な広さとはどの位?)

1.手頃な広さの土地とは?

土地を購入する際一口に“手頃な広さの土地”と言っても購入した土地を何に使うのか?その用途によって手頃な広さは変わるでしょう。

マンション用地・アパート用地あるいは事務所用地など事業用地として利用するということであれば数百坪といった広さは必要でしょうし、個人が購入するような一般の住宅用地であれば 数十坪位あれば十分ということになるのではないでしょうか。

 

2.地域(場所)や条件によって手頃な広さは変わる!?

例えば、用途を住宅用地に限っても地域(場所)や条件によっても手頃な広さは変わります。

福岡県の場合、以前は60~70坪位が住宅用地として最も手頃な広さと言われていましたが、福岡市内は近年急激に不動産価格が高騰し、60坪~70坪だと総額が張ってサラリーマンなど一般の人にはとても手が出ないといった現象がおきていて、比較的小さい1区画あたり30~40坪位が手頃な広さになりつつあります。

郊外に行くと土地の価格が福岡市内ほど高くない為、分譲団地などの場合では最低でも1区画あたり70坪位はないと狭いので売れにくいといった地域も多くあります。

 

どの位の広さの土地が最も手頃な広さと言える(換価性が高い)のか?はその地域(場所)や用途によっても変わります。

 

3.不動産担保融資に適した土地の広さとは?

 

日栄倉庫株式会社で不動産担保融資の対象物件として取り扱う場合、基本的には一般の住宅用地として換価性が高いのか?といったところを重要視します。

物件地の地域(場所)の換価性と共に物件地そのものの形状や広さが担保評価に大きく関係してきますが、

物件地の広さという点では

一般の住宅用地として手頃な広さの土地(換価性の高い土地) = 担保物件として手頃な広さの土地(融資対象となりやすい土地)

ということになります。

 

つまり、担保物件として融資対象とし易い土地の広さは担保物件となる土地の所在地などによって変わります。

 

ただし一見広すぎる土地(物件)であっても道路付や土地の形によっては手頃な広さに切る(分筆する)こともできるので、必ずしも手頃な広さではない(融資対象としにくい)物件とは限りません。

(もちろん手頃な広さでなくとも担保物件として十分ご検討できます)

 

お手持ちの土地やご検討中の物件が融資対象となるのかどうか?

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